日常で使える実践的な護身術

胸倉をつかまれた時

胸倉をつかまれた時の対処法


胸倉をつかまれた時の対処法」についてお話したいと思います。街中のケンカでよく見かけるのがこの胸倉をつかまれるシーンです。普通は胸倉をつかまれてしまうとついビビってしまい抵抗出来なくなります。これには理由がありまして、胸倉をつかまると人間は重心が上に浮いてしまいます。すると「肉体と精神は連動しています」から「肉体が浮いてしまうと精神も浮足立ってしまうのです」つかむ人間も気づかないような思わぬ精神作用(攻撃)を与えているのですね。

では、胸倉をつかまれた時にどう対処すればいいのか・・・私が紹介している対処法(マニュアル記載)は相手の身体の「ある一点」を攻めることで容易に崩すことができるのです。そのある一点とは・・・それが『肘』なんですね。「肘」は『手の小指』と同じように「上半身」の中で重要な役割を担っています。そして胸倉をつかんだ時の肘は構造上、「横からの力」には弱いのです。つまり肘を横からの力で崩す、あるいは制することで上半身を簡単に崩すことができるのです。上半身を崩せるとさらに下半身も崩せます。それによって胸倉をつかんできた相手を投げるあるいは下に潰すことができるのです。具体的にどのようにするかというと(ここでは簡単な技を紹介します)


片手でつかまれた場合

[check]空手の外受けの要領で肘を横から制します。それだけで相手が崩れるのが分かるはずです。

[check]横からの圧力をかけたまま手を横に倒します。

[check]つかんできた腕の肩より外側に身体を倒します(斜め前にお辞儀する)。

これだけで簡単に崩れるはずです。

両手つかんできた場合

[check]片手と同じ要領で両側から両腕を制します。

[check]横からの圧力をかけたまま手を横に倒します(この場合両腕はクロスします)。

[check]前にお辞儀をして上から圧力を加え、斜め下方向に潰します。

簡単に崩れるはずです。どちらも相手が力強く押してきた時、さらに威力を発揮します。このように、実践護身術では強力な腕力は必要ありません。人間の構造上の急所を突くことで、簡単に崩すことができます。ぜひ緊急時の呼吸法と合わせて、覚えていただければと思います。

ここでは簡単に技の紹介をしましたが、実際には「伸筋優位の手」「姿勢」「呼吸」「足の形」などの要素も重要になってきます。この辺は、私がお勧めする格闘上達マニュアルにて詳しく紹介されています。その格闘上達マニュアルは、黒木さんという方が考案したものになります。黒木さんは現在、護身武術協会SDS(セルフ・ディフェンス・スパイラル)という団体を運営する傍らで、一般向けに主に護身術のセミナーなどを開催しております。

当時、真の強さを求めた黒木さんは「大東流合気柔術」という柔術に弟子入りし、この武術を身につけたそうです。柔術とは本来、侍が刀を奪われたときに使われていた武術で、現代の格闘技とは質がまったく異なります。柔術は剣術の動きがベースとなっているため、すべての動きに無駄がなく、相手を倒すためだけに特化した理にかなった技になっているのです。実に10年以上に渡り修練を積んだ黒木さんは、さらにこの柔術の長所を生かすことで、女性や子供など、体力的に男性に劣る方でもより実践的に使えるようルールのない現代社会に適応した独自の技を作り上げました。それが護身武術協会SDSなんです。

33分でマスター!読むだけで強くなる!格闘上達マニュアル

>> 護身術


自分や大切な人を守りたいという強い気持ちを、お持ちのあなたは、ぜひ一度目を通してみてください。きっとあなたが、本当に求めているものがそこにはあります。

※当サイトに記載されている内容の実践については自己責任でお願いします。
※当方では一切責任を負えませんのでご了承ください。




a:3931 t:1 y:0

powered by Quick Homepage Maker 4.53
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

QLOOKアクセス解析